何か書き出しさないと、今の感情を正面から見れない
時系列は気にせず、ここ数日のことを羅列しようと思う
奄美大島、何か感じるものがあるでしょと自分に思わせる島だった
桃源郷、美しくて魅力的で恐ろしい
ハワイと考え方のベースは似てるとよしやすさんは言っていたけど、私は全く違うものを感じた。
mikuさんはハワイが心のふるさとに感じてるらしいけど、彼女のそれがまりにとって奄美大島だと思う。
いまある生活を全部捨てても、ここにいると幸せだろうなと思えた。島の男の人も魅力的だった。よしやすさん、いなさん思慮深くてサバイバビリティがあって自然を愛していて物知り。心が穏やかな波に満たされてるみたいに、必要なものは自分で分かっている感じ。
でも故郷と呼べるのはその人たちの特権で、たとえ移住しても彼らのようにはなれないんだろうなと思った。移住三世からといわれているらしいけど、それは島の人だけじゃなくて移住者もずっとそういう思いを抱えるんだろうな
コンプレックスなんて感じまいと思っていたとしても、あの自然と歴史ある文化を代々享受しているものとは、同じように感じたりできない。
なら私のやりかたで。
なんだろ、観光地、2拠点目、息抜き場所、パワーをもらえる場所、どれもしっくりこない。訪問者の立場にしては自然を愛しすぎてるし、学ばせてもらうことが多すぎる。
変革者、改革者ぐらいの器で、島に与えるものがなにかないと、居住者としてはそこに居られない。
よしやすさんは地元が奄美ってことにすごく誇りと自信をもってたな。
あと彼の魅力ってなんだろ。
訪問者に心を開くところ、自分から他の土地に飛び込むところ。でも自分の居場所はしっかりと吟味している。息子にも東京じゃなくてハワイを選ばせた、と言ってた。
自分に合う水をよく分かっている。
あとはやっぱり、あの美しい自然に恐れを抱いていないことかな。海を見る目が、、その目で見つめられるんだもん。目だ。ドキッとするぐらいきれいなんだ。
あと、私自身を見てくれる感じ。過去も経験も知らないから海の上でのわたしを見るしかなかったってことなのかもしれないけど。
サーフィンに対する意欲をかってくれた、それに応えてくれたのが本当にうれしい。
素直に受け取ることができれば、嬉しい言葉なんだなと思ったのが
「これからが楽しみ」
これから、、どうしていくんだろ。何を目指して頑張っていくのかな
同じところには旅行に行ったことがない私が、ここにはじきまた来るだろうなと思った。
移り気なのは、好奇心旺盛もあるんだろうけど自分に合う水を探し求めてたんだと思う。
幻想を抱きすぎるとしんどくなるのかなとか、前述したようにいろいろ頭をよぎったけど。
ののかちゃんをみてたらそんな心配は杞憂だったんだろうな、と思う。
あの土地で同い年の女の子に出会ったこと、一期一会だけではない予感がしてたんだけど、もしかしたらこういうことかもしれない。
今、頭を整理したかった理由が分かった。
自分に合う水。
そしてどういう人間になりたいか。
いるべき場所、するべきことは何なのか。
ここ数年は、意図的に心の赴くまましたいこと、興味のあることに手を出そうと思って私生活が充実してきた。自分の好きなことと嫌いなことが分かってきた。
そろそろ次のステップなのかもしれない。今までと同じように、さらにそれ以上に物事の本質を見極めるために取り組む。
そのうえで言語化して優先順位をたて始める。
私生活と仕事。分けては考えられないけどやり方は同じはず。
祖母祖父や父、母やよしやすさん、大家の中村さん、看護部長、、色んな人のパターンは知ってるはず。
「大丈夫、あなたはできる。私がそう見込んだんだから大丈夫。毎回すべてうまくいくわけじゃないから、大丈夫」
彼の言葉は本当にすっと入ってくる。認知症患者と心を通わせた経験がある、と言ってたからきっとそれが活きているんだろう。仕事と私生活は違うけど、どちらもすべて目に出てくる。自分という人格をかたどるもととなる。
人生のかじ取りはいつも初めてだから、用心深くなるし失敗する。でも時期を見逃しちゃいけない。どこかの憧れの誰かにならなくてもいい、なっちゃいけない。今までの自分を作ってきたカケラを手放さないように、磨き上げていかなくちゃならない。大丈夫、立つのが遅れて波に取り残されたあの感覚を思い出して。疾走あるのみ。チャレンジあるのみ。
奄美大島はこころの故郷でも何でもないけど、幻想を抱かせてくれる島。
今度は自然の美しい恐ろしさに向き合えるように。