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本書の内容に入る前に大前提を押さえておきたい。
生きる意味を問い出したのは、生活に余裕と余剰時間が生じ、寿命格段に伸びるようになったから。
人間は生きる意味を考えるようにはそもそもできていないのに、人
生の意義を考えるようになった。 人は自分がいきる意味の源泉や目的を、
本能的な生理欲求の充足に求めたり、 生きる意義を考え始めた頃から、 宗教的霊感や哲学的理解に求めたり、時にはナショナリズム( プロパガンタ)で暴走してきた。
生きる意味なんて考える必要がないということ!ただ、考えてしまったからには、幸せに進むために納得するまで考えたい!
まず、わたしが現存しているこの社会は、承認欲求が幸福の基準になってい
わたしの承認欲求なんて米粒みたいなものだけど、それでも、
そもそも、なぜ人は社会に期待される価値観の軸を鵜吞みにした、
自分の絶対的価値に自信がなく社会的相対評価に限定的に育てられ
た。社会的に評価されがちな一部の価値観だけで人の序列を決められてきたから。
他人の役に立ちたいという欲求は、後天的に「種族のため。
人のために役に立たない人間は、価値がない」 という強迫観念に似た思い込みが植え付けられているから。 若しくは、人間という種族が反映するために、 そのような利他的な行動様式をもつ個体が生き残ったからなのかも しれない。
つまり種族全体に貢献することが自分の価値の源泉であると信じている。
そして種族全体に貢献することは、
価値観とは人によって異なる上、
この偽物でありふれた価値観から本物を探し出すのは難しい。
そこでこの本では①霊長類②宗教③哲学④心理学⑤
①霊長類
共同体は五感を通じて信頼関係を構築してきた→
人間は他人の子供も育てるような本能に進化している。→
"家族および共同体とつながり五感を使ったコミュニティケーション
②宗教
そんな宗教でも、
もう一つ宗教は死という謎や恐怖に対して答えを持っていることが
”人間らしい生き方と社会を団結させるための叡智のストックが詰ま
ちなみに、
③哲学
”幸福か真実か。”
哲学を学ぶと浅はかなわかったつもりから離れることができる。
永遠の絶対価値を求めるギリシャ哲学的、
④心理学
自分が好きでやってることが、
⑤脳科学
集団に帰属しないと生きていけなかったため、
人間の従いたい欲求は恐るべきで支配されたい側は七割。
”集団心理と本能的習性を自由意志と勘違いせず、
⇒以下筆者の考察引用⇒
自分と何を結びつけるかという自分の脳内ブランディング次第で自
自由意志で生きているように見えて単に訓練された通り承認欲求を
個人的に重視する多様な価値に気づき、
個人的価値があり、社会的価値があるところが自分の居場所。
すでに実現できている自己を祝福してその幸福に感謝するのも人生
帰属先からの承認欲求よりも自分にとって大切な人との愛情を大切
「自分が大切にしているもののために全力で生きる。
「仮に誰に承認してもらわなくても取り組みたい課題が生じ、
生き方への悩みを感じないほぼ唯一の例外が、めちゃくちゃ面白いと感じていることに没頭して遊んでいる「真の遊び人」。遊びに没頭している状態がそのまま仕事になっているという人が、その分野における最強の仕事人。。
また行き詰った時にここに戻って思考のリセットができるようにたくさん引用した。身に沁みつくように心に留めておきたいな。
最強の仕事人を目指すぞ!