この星で生きる理由-過去は新しく、未来は懐かしく/佐治晴夫

来月から1人でニュージーランドに行く。1年間は帰ってこないつもり。

急にこのタイミングで行くべきだと感じた。

 

なんでこうなったのか正しく言語化できないから、ここに吐きだして俯瞰しようと思う。

 

きっかけは奄美黄島。サーフィンして、こんな風に日常的に自然と向き合えたら幸せだな~と思った。

 

人間の脳は変動するものに敏感に反応する。原子はゆらぎながら分子を作っている、自然界には静止状態がなく、常にゆらぐことによって形や音、においなどを変化するものとして敏感に感知している。

自然界に多くみられるゆらぎはf分の1ゆらぎという。私たちの脳はこの刺激をうけると、脳自身のゆらぎと呼応して心地よい、美しいと感じることが最近の研究で分かってきた。

その不確実性があるゆえに、すべてが存在できるし、生命体も存在できる。

自然風の強弱のゆらぎ、星のまたたき、宇宙から降り注ぐ放射線強度のゆらぎ、そして私たちがリラックスしているときの呼吸数や心拍数のゆらぎが、同じ数学的性質をもっているということも、私自身、風から生まれたこの宇宙の一部分であることの証であるといってもよいでしょう。

流れ星が見えなくても、星は動いているってわからなくても好き。都会の明かりより好き。

風が四方から吹くのも好き。髪を下ろして横から下からぐちゃぐちゃにしてもらう。谷底から木々を抜けて吹き上がる風もかっこいい。

波の打ち寄せる音も好き。きれいな砂浜にさらさら打ち寄せるのより、空気とか含んで岩にぶつかりながらたっぷんたっぷんいってテトラポットの隙間を流れていく方が好き。

安静時脈拍を実測しているとなぜか落ち着く。(不整脈は落ち着かないけど)

1秒に1回、60BMP。体の中に音楽流れてる~と思う

 

 

 

 

 

旅行から帰ってしばらくすると、よしやすさんの「留学行ってみるとか?」っていう軽い言葉がなぜか頭によみがえってきた。

 

学生時代に考え抜いた末、わたしは海外は旅行で行きたいって考えが軸としてあったから、可能性のない選択肢だったんだけど、なぜかニュージーランドにすごく惹かれた。ニュージーランドだけに。

そのあと1人でもんもんと考え続けた。したいこと、しなきゃいけないこと、日本においていかなきゃいかないこと。説明会にも行ったりした。SNSで発信している人や周りの子のように、勉強のため、就職のため、遊ぶため、友達作りのための渡航ではなく、ただ生活するために行きたかった。

2か月考えた末、覚悟が決まった。というより、行かない選択肢が消えた。

生物はその環境に適合するように、自らを変えていかない限り、生きつづけることができない。一方、心を持っている生き物にとっては、環境に慣れ親しむことが、種としての進化にブレーキをかけてしまうことになるから、時折環境を変えて身も心もリフレッシュすることが必要。私たちがふっと旅に出たくなることの理由。

心に向けての旅も大切。好きなことと向き合う時間の中で体験できる心の旅。新しい自分との出会いに繋がり、元気がわいてくる。

外と内に向かう旅に出ることが、豊かな人生への第一歩

 

そして今、仕事、友達、恋人、家族、全てが渡航にベストなタイミングを作り出した。これには、周囲の協力と理解と愛があったことを、私はずっと忘れちゃいけない。

 

調べれば調べるほどニュージーランドは私にぴったりの国だと思う。

なにが?

 

ワイン、チーズがおいしい

ランドスケープがきれい

私が嫌いな日本の特徴が少ない

移民が仕事を得やすい

旅人が多い

個人の自由がある

人が少ない

自分に向き合える

 

 

 

私は、自分と地球に向き合いたいんだね

今の環境は、とても恵まれてて愛にあふれてる。だけどそれを改めて自分で選びたいんだね。

 

今はコンステレーションユング理論)が見えていない。

コンステレーションが見えてきたとき、あなたの心の中にある小さなゆらぎが周囲の状況を変え、全体がきっと明るいほうへ動き出すでしょう

(それぞれの立場でばらばらに動いているように見える、全体としてまとまった意味を持っていることが見えてくると、自分の思い込みから背負ってきた抑圧が軽減して、そこからの気持ちの変化がコンステレーションを変えるエネルギーになり、今置かれている状況の改善につながる可能性が出てくる)

 

自分は自然の分身。人間の体も細胞の塊。あなたはあなた以外のものから作られている。それがあなたの正体。だからいくら自分の中に自分を探しても見つからない。人はひとりで自己を確立できない。相手があって初めて、あなたという存在が確立される。これは物質の相互依存として宇宙が構成されていることの結果であって、科学的なものの見方。すべてのものとのかかわりによって、あなたの物語、人生が作られる。

 

 

 

 

 

 

そのためには仲間を見つけないといけない。他者との関りから自分を探す。

 

仲間なくしての学びはない。学びは他社との共感があって、初めて深く脳の中に定着するから。自分とは何かを映し出してくれるのは、目の前にいる他者、友人です。

現存するすべての物は同じ根源をもつものであり、互いに共存関係にある。しかし、全てが同じだったら、何か異変が起こった場合、一挙に滅亡する可能性があり、同じ種であってもそれぞれが異なる個性が必要。その一方で共存関係にもあるから、他社の目を気にすることの潜在的理由の一つ。アイデンティティの確立のためには他者を気にするエネルギーを新しい自分づくりのヒントに転換するのが早道。自分をよりどころにして周囲と調和して生きる

 

 

 

 

 

本との出会いってなんて神秘的なんだろう

良かった、そう感じられる学と経済力、環境があって。

本当に教育は平等であってほしい

 

 

女性と男性の生物学上での歴史の違いも面白かった。

 

 

それと並行してもうひとつ目標がある。

自分のしたい仕事についてもっともっと考えを深めること。次回につづく